
エフオンの評判は?省エネ・再エネ事業の特色と社員の口コミをご紹介
エフオンは、企業の省エネ支援とバイオマス発電などにより、サステナブル社会の実現に尽力している会社です。
社会の脱炭素実現は世界規模の課題である上、近年は高騰する電気代の抑制が企業にとって重要な経営課題となっています。
本記事では、エフオンの事業内容や特色、実際に働く社員の口コミ評判などをご紹介します。
エフオンへの入社を検討している方や、職場環境などについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
エフオンはどんな会社?
エフオンは1997年、日本初のESCO(エスコ)事業専業の会社として誕生しました。
ESCO事業は、顧客が目標とする省エネルギー課題に対して包括的なサービスを提供し、実現した省エネルギー効果(導入メリット)の一部を報酬として受け取ります。
1970年代に米国で盛んになったESCO事業を、いち早く日本に取り入れたのがエフオンです。
省エネ・再エネ業界に新風を吹かせた先駆者で、エネルギーサービス業界のリーディングカンパニーと言えるでしょう。
設立から10年足らずの2005年3月には初上場を果たしました。
経営基盤は安定しており、2024年11月7日に公表された2025年6月期第1四半期の売上総利益は前年同期比78%増の5億7500万円を計上しました。
経常利益は同95%増の2億9600万円を見込んでいます。
会社概要
会社名 | 株式会社エフオン(英文:EF-ON INC.) |
事業内容 | エネルギーサービス |
代表者 | 代表取締役社長 島﨑知格 |
設立 | 1997年5月 |
資本金 | 22億9200万円(2023年6月末現在) |
本社所在地 | 〒100-6617 東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 グラントウキョウサウスタワー17F |
従業員数 | 連結267名、単体28名(2023年6月末現在) |
関連会社 | 株式会社エフバイオス 株式会社エフオン白河 株式会社エフオン日田 株式会社エフオン豊後大野 株式会社エフオン壬生 株式会社エフオン新宮 |
上場 | 東京証券取引所 スタンダード市場 |
事業内容
エフオンは、「省エネルギー支援サービス事業」「グリーン電力事業」「電力小売事業」「山林事業」の4つを事業の柱としています。
省エネルギー支援サービス事業
お客様の省エネルギー活動を、あらゆる面から支援しているのが省エネルギー支援サービス事業です。
まずは設備・機器の運用状況を確認した上で、無駄を省き、最適な設備・機器の選択や制御方法の変更などを行うことにより、投資費用も抑えた費用対効果の高いプランを提案しています。
グリーン電力事業
エフオンは、山林の適切な資源循環を実現する方法のひとつとして、グリーン電力事業を展開しています。
100%国産燃料を使用した「木質バイオマス発電」は、木質チップを燃料とした火力発電です。
再生可能エネルギーとしてだけでなく、木質燃料の調達による森林再生や林業振興につながることが期待されています。
電力小売事業
エフオングループが生み出したバイオマス発電所の電気を、「実質再生可能エネルギー電気」として供給しているのが電力小売事業です。
100%国産の木質チップで発電した電気に非化石証書を付けることで、RE100などの環境イニシアチブに対応した電力の供給が可能です。
お客様のコストやニーズに合わせてプランニングした電力を届けています。
山林事業
山林事業では、林業の国際規格化とともに、全国にある社有林の管理運営を通じて、持続可能な森林経営に取り組み、自社で育んだ森林を次代に継承することを目指しています。
エフオンの山林事業部では、「発想の転換とトライ」「自立した林業の実現」「森と人が共生する環境づくり」に向け、自伐林家として挑戦を続けています。
エフオンのバイオマス発電はスゴい!
エフオンは、山林の適切な資源循環を実現するひとつの方法として、今まで利用されていなかった木材で発電を行っています。
また、燃料調達からプラントの保守まで、すべて自社で賄うことにより、発電所の安定稼働を可能としています。
2006年の操業から培ってきたノウハウを駆使し、稼働率は90%を超えています。一般的な火力発電所が80~85%程度であることと比べても、非常に高いと言えます。
年1回実施される定期修繕以外は24時間稼働しており、年間の稼働日数はおよそ350日に上ります。
使用燃料の50~60%は、含水率の高い非乾燥木(fresh wood)です。生木をこれだけ燃焼できる発電所は多くはありません。
FIT(エネルギーの固定価格買い取り制度)のもとでは、未利用材、一般木材の使用率が事業性に影響を与えるため、エフオンの技術には大きな価値があります。
エフオングループのバイオマス発電所の発電効率は約27%で、木質専焼発電所としては非常に高い水準を誇っています。
発電効率を支える循環流動床ボイラーは、木質チップのエネルギーをより高い燃焼効率で引き出し、無駄なく活用します。
貴重な資源である木質チップを大切に、しっかりと使いきれるのが、エフオンのバイオマス発電の強みです。
エフオンで働く社員の口コミ評判
エフオンは、身近にあって継続的に使える自然の力を活用することで、未来の暮らしを豊かにすることを目指しています。
そんなエフオンで働く社員は、職場環境や働きがいについて、どのように感じているのでしょうか?
早速、口コミ評判をピックアップしてみました。
時代背景を反映した事業内容と安定性がある。
引用元:エフオンの「すべての社員クチコミ」 OpenWork
地球環境の保全が叫ばれている中、エフオンの事業の将来性の高さは疑う余地がありません。
安定性のある会社で世界規模の課題に貢献できることは、大きな働きがいにつながっていると考えられます。
社員同士は程よい距離感で関係良好。
エフオン単体の従業員数は約30名で決して多くありませんが、互いに近過ぎることも遠過ぎることもない距離感が保たれているようです。
人間関係に悩まされることはなさそうです。
有給休暇を比較的取りやすく、むしろ「積極的に取ってほしい」と声をかけられることも多いので気兼ねなく取得できる。
引用元:エフオンの社員クチコミ・評判の一覧(7件)|Yahoo!しごとカタログ
仕事とプライベートを両立できることは、長く働き続けるために不可欠な要素です。
エフオンには、ワーク・ライフ・バランスを取りやすい環境が整っているようです。
まとめ
エフオンは「省エネルギー支援サービス事業」「グリーン電力事業」「電力小売事業」「山林事業」を展開し、未来の暮らしを豊かにすることを目指している会社です。
持続可能な社会を実現するためには、より効率的で環境に配慮したエネルギーの利用が不可欠です。
純国産の自然の力を活用しながら、エネルギーの無駄をなくすことに取り組んでいるエフオンには、優れた社会的価値と将来性があります。
日々の仕事を通し、地球環境の保全という大きな目標の達成に貢献したいと考えている方にとって、快適な職場環境で働けるエフオンは、おすすめの選択肢となるでしょう。
興味がある方は、エフオンにエントリーすることを、ぜひ検討してみてください。
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