日テレ系バラエティ「秘密のケンミンSHOW」の面白情報まとめ
日本テレビ系列で毎週木曜日に放送されている「秘密のケンミンSHOW」は、2007年10月から続いているバラエティ番組です。レギュラー化する前も特別番組として2回放送されていますが、ご当地ならではの行事や習慣に興味や関心を抱く視聴者が増え、レギュラー番組として本格的に開始されました。
では、ケンミンショウで紹介された面白ネタをここで公開していきましょう。
全国都道府県の県民性を検証
ケンミンショウは司会進行役に「みのもんた」「久本雅美」が務める番組です。各都道府県の出身地に該当するタレントがその地域だけで行われている県民性を紹介するのが番組内容の趣旨となっています。その地方でしか食べることができないグルメやお宝を公開し、スタジオ内で真実を検証していくという人気番組として話題を呼んでいます。
ここで、注目される一部の県民性についてまとめてみました。
北海道
郷土愛は日本一と言われている北海道は、極寒の大地に居住しているため、非常におおらかな気質を持っています。「三日住めばみな道産子」という言葉の通り、道民は旅人に優しいという風習があるようです。
雪や寒さと戦いながらも、陽気で楽観的な面がありますが、時にはアバウト気質が炸裂し相手かまわず口走ってしまうこともあるでしょう。札幌地方はみそラーメン、旭川は醤油ラーメンでライバル心があり、両者譲らない部分も北海道ならではの気質とされています。
秋田県
秋田といえば「秋田美人」が有名ですが、実は足の長さが日本一という県民性があります。また日本一睡眠時間を多くとるという平和主義者とも言われ、「着倒れ、食い倒れ」と呼ばれる一面もあるようです。
バブル気質が多く貯蓄高が低い県ではありますが「のんびり楽しく過ごせばいい」という考え方でお酒を飲む習慣は全国平均より高くなっています。新しいもの好きで見栄っぱりの性格が多く、コシヒカリに対抗しあきたこまちをアピールする人柄が目立ちます。
茨城県
語尾を上げるイントネーションで怒りっぽい、飽きっぽい気質の茨城県民は「いばらぎ」と呼ぶ人に対し「いばら“キ”です!」と間違いを強く主張したがります。無愛想でお世辞をうまく言えませんが、裏表のないストレートさがあり直情径行な気風があるようです。昔から政治に関わるトラブルや事件が多いのですが、ビッグプロジェクトは必ず成功させるといった一目置かれる話題性があります。
埼玉県
埼玉県は本来、武蔵野の農村や近江商人が腰を据えたという非常に魅力的な地域です。しかし、東京と隣接していることから大多数の新住民が流入し玉石混合地帯と呼ばれるようになりました。団結力がなく郷土愛の意識の低さは日本一と言われています。
新住民は「ダサい玉」とからかいながらも、都会人になりきれてきない非常に曖昧な県民性でもあるようです。浦和周辺は都会意識があり、普段滅多に口にしない「WE ARE RED’S」をアピールし郷土愛を漂わせることもあります。真面目でやるべきことはやるという気質があるため、好人物が多いという評判があり、最終的に地元に戻ってくる人が多いのも埼玉県民の特徴です。
富山県
先日「チョコパイ騒動」で全国ニュースになった富山県。加賀百万石の搾取を乗り越えた土壌を持つ地域です。保守的でありながら常に最先端の要素を取り入れようとする気質があり、積極性と計算高い人柄を揶揄されることもあるでしょう。
家長制度を尊重して家を建てることで一人前として認められることから、半人前で大口を叩くと鼻をへし折られたり軽蔑されます。読書時間や学習時間は日本一多いと言われていますが、我慢や努力が限界に達すると収まりがきかなくなることも多いようです。
山梨県
日本一高い山である富士山のように独立心が強い県民性を持っています。勤勉でどんなことに対しても粘り強いが、無駄だと思うことは極力やりたくないという主張をします。お金にシビアで執念深いので細かいことにまでこだわり、物怖じしない面もあるようです。しかし、義理人情に厚く目上の人に対する敬いがあり、一度仲良くなった人とは一生の付き合いになるくらい仲間意識が強いとも言えるでしょう。
愛知県
目に見えるものしか信じず、自動車や家具、電化製品などを購入する際はキャッシュで支払います。お願いされてもローンを組むことはせず、バブルの存在を認めていない県民性があるようです。
朝食は喫茶店のモーニングで済ませるのが常識で、お値打ち価格でメニューを提供しているお店がほとんどです。自分にとって不利になることは手をつけず、他人に対してドライな感覚を持ち合わせています。全てを冷ややかな目で見る癖がありますが、辛抱強く包容力を持つ部分もあるでしょう。
沖縄県
琉球王国を誇り高い土地ととらえ誰もが基地に対して反対意識を持っています。ストレスとは無縁の性質を持ち、あくせくせずに自由で独特な世界観があります。ウチナータイムといった時間感覚により、定刻通りに事が進むことは滅多にありません。シャイで引っ込み思案な面がありますが、心の奥には強い意志を持つ人が多いです。
「行き会えばみな兄弟」という言葉の通り家族愛や友情愛などを大切にする風習があるようです。なお、酒豪と呼ばれる土地だけあって泡盛などアルコール度数の多い古酒をストレートで飲むことが習慣化されているのも県民性の一つと言えるでしょう。
県民性あるあるについての反応は?
毎週ケンミンショウを観ている視聴者は、どのような話題に注目しているのでしょうか。「#ケンミンショー」で検索してみるとたくさんのツイッターがつぶやかれているのが確認できました。誰もがうなづける県民性についてのコメントをチェックしてみましょう。
東京で驚いたこと 山手線の時刻表がないこと 手動ボタンがないこと
私が初めて東京に行った時は駐車場がお店に無いのに驚きました
確かに次の電車までの間隔は10分までが当たり前かなー
東京に来てびっくりしたこと 電車が3つくらい同じ方向に走ってること!
東京は宗教勧誘多いよなwww
東京に来て驚いたのは、「動く歩道」って、あれ歩いて進むもんなんだなぁって。秋田県民、秋田駅の中にあるんだけど止まるのよ。ゆっくりスーーーって進む。んで子どもは横の階段を走って登る。
18歳で上京した時、どこまでも家やビルが続くのはびっくりしたわー。 関西弁で話すと珍しがられるのが恥ずかしかった笑
ツイッターでは東京都民に向けられたコメントが目立ちました。どんなことでも多様性があり選択肢が広いため、地方には存在しないものが当たり前のように整っています。しかし、都民に触れた人達は神経をすり減らす環境としかとらえることができず、多くの人が抵抗を感じているようです。
ケンミンショウが面白い理由
世界から見て島国の日本は、メディアなどの流通ネットワークによって隅々まで張り巡らされています。どんな商品でもコンビニやネットなどから入手できるため、ご当地ならではの文化や風習に触れる機会も多いでしょう。
しかし、ケンミンショウを興味深く観てしまうのは地方の人達本人が地域的なことであるということを知らないからです。「え?これって全国共通でしょ?」と驚く姿が微笑ましいのです。ケンミンショウという番組は地方の人々を名物として演出している部分があります。各都道府県の偏差を生み出すことが目的ではなく、面白ネタや珍しい習慣を演出することで多くの視聴者を安堵させていると言っても良いでしょう。
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