安田昌夫さんに聞いた!旅行先で起きた珍ハプニング!
「趣味は何ですか?」と聞かれたら、皆さんは何と答えますか?
スポーツ観戦が好きな人、映画鑑賞が好きな人、家でぼーっとしているのが好きな人、人それぞれ色んな趣味があると思います。
いざ質問されると答えに迷ってしまう人もいるかもしれませんね。私の趣味は旅行なのですが、社会に出て仕事をしているとなかなか旅行に行く機会もないですし、これを趣味と言っていいものなのか、ちょっと悩ましいところでもあります。
旅行と言えば友人である安田昌夫さんもかなりの旅行好きで、会うとよく旅の話を聞かせてもらっています。
安田昌夫さんほど頻繁に旅行へ行っていると旅先で様々な経験をするようで、中には日本では考えられないようなハプニングもあるとか。
どのような出来事やハプニングにあったことがあるのか、そしてもしそのようなことが自分の身に起こってしまった時どのように対処し、また予め何を準備しておいたらよいのか、安田昌夫さんに聞いてみました。
安田昌夫さんを待ち受けていたハプニングとは
飛行機で急病人発生
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」このセリフ、ドラマや映画の中だけだと思っていませんか?
安田昌夫さんは実際に飛行機の中でキャビンアテンダントの方がお医者さんを探している様子を数回見たことがあるそうです。
飛行機の中で急病人が出ると、バスや電車などと違ってすぐにその人を病院に搬送することはできません。
その為、まずは同じ便の中にお医者さんや看護師さんがいないか探すようです。
この時、そのまま目的地へ飛んでくれればいいのですが、目的地までの距離によっては出発地まで引き返すこともあります。
引き返すということは、目的地に到着するのがかなり遅くなってしまうので、もし乗り継ぎがあるとなると次の便に乗り継げなくなってしまうことになるのです。
安田昌夫さんは今までに2回ほどこれが理由で乗り継ぎに失敗したことがあるそうです。
予定外の場所や国にもう一泊できるとなると嬉しいと思うかもしれませんが、もし到着後すぐや次の日に仕事などの予定があったら大変ですよね。
安田昌夫さんも日本へ到着後その足で会社へ行ったことがあるそうですよ。
異国の地で無一文!?
これは安田昌夫さんがタイに行ったときのこと。
アユタヤという地域を知っていますか?あの有名な木の根っこの間に挟まっている仏様の顔があるところです。
遺跡が広がっている地域なので、日本から観光で訪れる方も多いですよね。
安田昌夫さんもアユタヤへ行き、自転車をレンタルして様々な遺跡を見て回っていたそうです。
その時、後ろからゆっくりと近づいてくるオートバイがいました。
ぴたっと安田昌夫さんの自転車の横につき並走し始めたのでなんだろうと思っていると、自転車の前かごに入れていた荷物を掴み取って走り去っていったそう。
一瞬の出来事だったので安田昌夫さんはいったい何が起こったのかしばらくわからないままでいたそうですが、だんだんととても大変なことが起きてしまったことに気がつきました。
何故なら盗まれた荷物の中にはお金やパスポートを含め安田昌夫さんの持ち物のすべてが入っていたからです。
色々なハプニングを経験している安田昌夫さんでも、さすがにこの時は血の気が引いていくのがわかったと言っていました。
ちなみにこの時はアユタヤの警察署へ行き、調書を自分で書かされたそうです。これは日本では考えられないですよね。
真冬に水浴び
日本にあるホテルや旅館に宿泊してシャワーからお湯が出ないなんてこと、ほとんどありませんよね。
でも、海外では必ずしもそれがあたりまえではないそうです。
これは安田昌夫さんがフランスへ行ったときのこと。夜、シャワーを浴びるために蛇口をひねったものの一向にお湯が出ず、体を洗わないまま寝るのは嫌だったので真冬にも関わらずそのまま気合で水浴びをしたそうです。
考えられないかもしれませんが、色々な国へ訪れていると水しか出ないシャワーも結構あるんだとか。
そう考えると日本はとても恵まれている国ですよね。
ちなみにこのときに泊まった部屋はドアを開けるとすぐにベッドがあるためドアがほんの少ししか開かなかったそうですが、安田昌夫さんはもはやそんなことは気にならないんですね。
旅行中ハプニングに遭ってしまったらどうしたらよいのか
安田昌夫さんほど頻繁に旅行へ行っていると、どうしてもハプニングに遭ってしまうことがあるそうです。
もしも自分が旅先でハプニングに遭ってしまったとき、どのように対処すればよいのか考えたことはありますか。
安田昌夫さん曰く、あらかじめ準備をしておくことで防げるハプニングはたくさんあるそうです。
たとえば上にあげた飛行機の遅延。これは比較的よくおこることだと思います。
そのため、旅行の翌日には仕事を入れない、余裕をもって乗り継ぎ時間を設定するなどして対処することができますよね。
時間に余裕があればもしも急病人で飛行機が引き返してしまったり遅延によりもう一泊することになってしまったりしても、その状況をむしろ楽しむことさえできます。
すりやひったくりに関しては、海外ではごくごく当たり前に起こることだと考えておいた方がいいでしょう。
もちろん日本でも起きていないわけではありませんよ。
ただ日本よりも治安のあまりよくない国を旅行する際に大事なのは、すべての荷物を一つにまとめないことだと経験者の安田昌夫さんは言います。
もしあの時パスポートやお財布だけでも別に身に着けておけば、他のものを盗られてしまったとしても、安田昌夫さんは問題なく旅行を続けられたのです。
またパスポートのコピーをとっておくことの大切さもこの時初めて気が付いたと言っていました。
よくパッケージツアーのしおりなどの持ち物欄にパスポートのコピーとありますが、それがあるのと無いのとでは実際に問題が起こってしまった後の対応が全く違うそうです。
ちなみに渡航先によっては、お金は海外送金で対処することも可能だそうですよ。
またもし海外でこうしたハプニングに遭ってしまったときは日本領事館で対応してくれるそうなので、領事館や日本も旅行会社などの電話番号を控えておくなどの準備もしておくと安心できますね。
シャワーに関しては日本が恵まれすぎていると考えておいた方が無難かもしれません。
様々な国に旅行へ行っている安田昌夫さんですから、水が勢いよく出るだけまだ良い方だと言っていました。
ひどい場合にはちょろちょろとしか出ないこともあるそうです。安田昌夫さんならどんな場所でも生きていけそうですよね。
旅行をしているとどんなに気を付けていても様々なハプニングに遭ってしまうことがあります。
せっかくの旅行ですから、最大限楽しみたいですよね。
大切なのはハプニングに遭わないためにあらかじめ準備をしておくこと、またもしハプニングに遭ってしまったときにどう対処するかを考えておくことです。
これだけでもだいぶ違ってくると思います。
ちなみに安田昌夫さんは上に挙げたようなハプニングのほかにも、イタリアでジプシーに囲まれたり爆竹を投げつけられたり、海外で携帯電話を無くしたりと、いろんなハプニングに遭っているそうです。
できることならハプニングに遭わずに旅行を楽しみたいものだと安田昌夫さんは言っていました。
皆さんも決して他人事だとは思わずに、しっかりとした準備をしたうえで旅行を楽しんでくださいね。
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