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アニスピホールディングスの藤田英明社長が説く「なぜ、これからデイサービスが必要とされるのか」

※当サイトは取材費(または試供品やサンプル等の企業から提供を受けた品)をいただき記事を掲載したり、アフィリエイト等の広告を目的に記事を掲載したりしていることがあります。当記事も同様の目的にて掲載しています。

アニスピホールディングスの藤田英明社長の考えから、これからのデイサービスについてまとめました。事業としてのデイサービスについても説明します。具体的な収支や初期投資にどれだけ必要かもまとめたので、事業の立ち上げや投資などに興味がある方はぜひ参考にしてください。

アニスピホールディングスとは?

株式会社アニスピホールディングスは、都内に本社を構える企業です。

グループホームの運営や障がい者のデイサービス、訪問介護などのサービスを行っています。愛犬と一緒に暮らせるペット共生型の障がい者グループホーム「わおん」は、施設ができてもすぐに満室になってしまうほどの人気です。

他に、猫バージョンの「にゃおん」、ペットシッターや看護サービスの「ケアペッツ」、しつけ教室の「犬塾」、障がい福祉に特化した人材サービスの「スマフク」など、福祉に関する様々な事業を展開しています。

その理念は、「イシュードリヴンであれ。」

アニスピホールディングスは「人間福祉と動物福祉の追求」という理念のもと、「Issue driven company」(社会課題を解決することによって成長していく会社)として成長を続けています。

「人間福祉と動物福祉の追求」

「人間もハッピー、動物もハッピー」

それが、アニスピホールディングスが持ち続けている考えで、目標です。

社名にも入っている「アニスピ」は「アニマルスピリット」の略で、人間が失いつつある動物としての感覚や本能のことです。動物の持つアニマルスピリットに敬意を払い、彼らのように優れた感覚を取り戻し、それを経営のパワーに変えていきたいという願いが込められています。

藤田英明社長のプロフィール

アニスピホールディングスの社長、藤田英明氏のプロフィールをご紹介します。

・藤田英明氏のプロフィール

1975年東京生まれ

家族ペット:5頭・猫4

明治学院大学卒業後、社会福祉法人に就職し、介護職・相談員・事務長・施設長・理事として勤務。

27歳の時に起業し、日本で初めて「空き家活用」「混合介護」「フランチャイズ」を組み合わせたデイサービスのフランチャイズ化を実現し、約900店舗まで拡大。

[内閣府規制改革会議]への参画や[首相公邸]で講演したことも。

現在は、株式会社アニスピホールディングスの社長を務める。

【主たる事業】

1)ケアペッツ:動物看護師によるペットのホームケアサービス(フランチャイズ方式)

2)わおん:保護犬・猫と暮らす障害者グループホーム(レベニューシェア方式)

 

藤田英明氏は大学で福祉について学んでから、一貫して社会福祉に携わっています。様々な役職を経て起業し、高齢者や障がい者の生活のサポートとなるサービスを各種展開。その規模はデイサービスだけで全国に約900店舗という多さです。

現在も精力的に施設の運営やサービスの展開にかかわっていて、事業投資にも力を入れています。

デイサービスは多くの人に必要とされている

そもそもデイサービスとは通所介護のことで、福祉施設に日帰りで通い、食事や入浴、レクリエーション、機能訓練などを受けられる介護サービスを意味します。

利用者の社会的孤立感の解消や心身の機能の維持、家族の介護負担の軽減などを目的としています。

超高齢化社会といわれている日本では、こうした福祉施設の需要が非常に高いです。生活しやすくする、というのが主な目的ではありますが、同じように施設を利用する方との交流やアクティブなイベントも大切です。楽しく、より刺激的な毎日を送ることができるため、利用希望者は跡を絶ちません。

こうした理由から、デイサービスは多くの人に必要とされているのです。

事業としても投資しやすいデイサービス

アニスピホールディングスが運営する「わおん」は、ペットと一緒に暮らせるグループホームです。実際に入居されている方は愛犬と一緒に生活していて、スタッフの方も愛犬と出勤して1日を過ごします。

このような特徴を持つためとても人気が高く、新しい施設を作り入居者の募集をすると、すぐ満室になるほどです。これは見方を変えると「事業として投資しやすい」ともいえます。

では、収支としてはどのくらいになるのでしょうか。仮に「わおん」の入居者が9名、スタッフが4名とすると、以下の収支例となります。

売上 ¥2,199,000/

人件費 ¥1,148,000/

販管費 ¥560,000/

営業利益 ¥491,000/

また、初期投資は420万円ほどです。これは他の小売りや飲食店と比べると破格の費用となります。

わおんではフランチャイズではなくレベニューシェアで運営しているため、ブランド名やモデル、取引業者などを自由に決めることができます。解約などの違約金もかからないため、費用をグッと抑えられるのです。

開業のサポートや、開業後のフォローもしてもらえます。910ヶ月ほどで初期投資を回収することができ、その後は黒字化が見込めるでしょう。このように非常に投資がしやすく、障がい者の居場所を作ることにも貢献できるのです。

今後もデイサービスが必要とされる理由

アニスピホールディングスの社長・藤田英明氏は、今デイサービスを展開する理由として「障がい者の多さ」「障がい者の居場所の少なさ」に着目しています。現在日本には約990万人の障がい者がいると言われています。それに対し、デイサービスのような生活をサポートする施設が圧倒的に少ないのです。

障がいを負う人は健常者と同じように生活をすることが困難なため、出来ないことをサポートする場、思いを共有する場、安心できる居場所が必要です。

それらをまとめて「福祉施設」と呼びます。デイサービスも福祉施設の一つです。

藤田英明氏は日本の障がい者の多さと福祉施設の少なさから、自ら携わりペットと一緒に暮らせる「わおん」を作りました。ペットと一緒にいられることで安心でき、動物に癒され、命の大切さを改めて知ることができる居場所を作ったのです。デイサービスにも様々な形がありますが、わおんのような特徴を持つ施設は人気が高く、今後も必要とされていくでしょう。

高齢者や障がい者といった助けを必要とする人たちのためにも、デイサービスや他の福祉施設は必要とされていきます。そしてわおんのようなペットと一緒に暮らせる施設が増えることで、人と動物の両方がハッピーになれる未来を築いていくことができるでしょう。

まとめ

株式会社アニスピホールディングスは、都内に本社を構える企業です。グループホームの運営や障がい者のデイサービス、訪問介護などのサービスを行っています。

ペット共生型の障がい者グループホーム「わおん」のほか、猫バージョンの「にゃおん」、ペットシッターや看護サービスの「ケアペッツ」、しつけ教室の「犬塾」、障がい福祉に特化した人材サービスの「スマフク」など、福祉に関する様々な事業を展開しています。

社長の藤田英明氏は、明治学院大学卒業後、社会福祉法人に就職し、介護職・相談員・事務長・施設長・理事として勤務していました。

27歳の時に起業し、日本で初めて「空き家活用」「混合介護」「フランチャイズ」を組み合わせたデイサービスのフランチャイズ化を実現し、約900店舗まで拡大しています。現在は、株式会社アニスピホールディングスの社長を務め、人とペットの両方がハッピーになれるような施設の展開を進めています。

デイサービスは障がいを持つ人の生活をサポートする施設です。日本には多くの障がい者がいますが、それに対して施設の数が圧倒的に少ないです。助けがほしいのに助けてもらえない人がいる、ということになります。それを解消するため、アニスピホールディングスは様々な福祉施設を展開しています。

わおんは事業としても投資しやすいデイサービスで、レベニューシェアで運営しているためブランド名やモデル、取引業者などを自由に決めることができます。費用を抑えることができるのです。一例として、入居者9名でスタッフ4名の施設の場合、月に200万円以上の売り上げが見込めます。人件費を抑えられればさらに利益は増えるでしょう。

福祉サービスが必要な人のため、投資をしたい人のため、そして動物のため、アニスピホールディングスは今後もデイサービスを全国に展開していきます。

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