フォーバルテレコムが手がけるプライバシーマークや各種ISO取得についてまとめてみた
フォーバルテレコムは、電気通信事業を展開する上場企業です。
こちらの記事では、事業の1つであるセキュリティコンサルティングについてまとめてみます。
実は、ISO取得や更新を効率よく行いたいという企業が増えており、
セキュリティコンサルティングのニーズが最近増加しています。
そこで、フォーバルテレコムが展開した事業が「セキュリティ本舗」。
まずはどんなサービスなのか詳細を追ってみましょう。
「プライバシーマーク」「ISO」って何?
フォーバルテレコムのセキュリティ本舗は、
各種ISOの取得、更新、規格改訂などのコンサルティングやセミナーを開催するサービスです。
ところで、「規格標準化機構」を意味するISOとは具体的にどのようなものなのでしょうか。
これは国際規格を制定している機関と、その機関から得た認定を表しています。
規格標準化機構は様々な基準をさだめ、
その基準のもとで運用している企業に認定を与えることができます。
ISOには様々な種類があるため、フォーバルテレコムが対応するISO認証も多様な種類に及びます。
ISO認証の例
具体的にどのような認証があるのか、一部ご紹介しましょう。
プライバシーマーク(PMS)
個人情報保護に関するマネジメントシステムの認証です。
顧客や社員の個人情報を適切に管理する体制が整っている企業に対して、マークが付与されます。
企業のエリアや業種によっては、取引や入札に必要となる認証です。
ISO27001(ISMS)
情報セキュリティに関するマネジメントシステムの認証です。
気密性や安全性を継続的に確保・維持するシステムであるか認証されます。
高度な情報システム実現を目的としたPDCAサイクル(計画、実施、点検、改善)の運用により、
情報資産のセキュリティ維持を図ります。
ISO9001(QMS)
品質に関するマネジメントシステムの認証です。
特に普及している規格で、世界では170ヵ国、100万以上の組織が認証を得ています。
製品やサービスの高い品質を維持することで、顧客満足度のアップにつなげる狙いがあります。
ISO14001(EMS)
ISO14001は環境に関するマネジメントシステムの認証です。
何かと環境への影響が問題となる現代は、企業活動においても環境への悪影響を最小限にとどめる取り組みが広まっています。
その目的のために環境に関する国際基準がISO14001で、PDCAサイクルでの運用が基礎となっています。
取得するとどんなメリットがあるの?
ISO認証を取得することは自社のマネジメントシステムを国際規格に合わせることを意味します。
また、取得した認証を維持するためには毎年審査を受ける必要があるため、
ISO認証を取得することは自社の品質を一定以上の維持することに繋がるのです。
当然ながら、ISO認証は国際規格の運用を証明するものなので、
取引先や社会的信用を得ることにもなります。
結果として取引先開拓の一助ともなるため、
ISO認証を取得したいと考える企業が多いのです。
また、ISOを取得することで作業手順を明確化させることが可能になります。
つまり、新しい人材が増えても、手順に沿って教えるだけで教育が完了します。
そこで働いている人が同じ手順で作業を進められるようになるので、
作業工程にあった無駄を省くことができ、効率が上がり時間に余裕が生まれるでしょう。
フォーバルテレコムのコンサルティングは何をしてくれるの?
新規取得を希望される企業向けに毎月無料セミナーが実施し、サポートしています。
さらに、コンサルタントが企業へ訪問する出張セミナーの対応しており、
管理策の解説や個人情報保護に関する教育、物理的なセキュリティ対策、
内部監査員の養成など幅広いセミナーメニューから講座も行っています。
すでに取得済みの企業に対しては相談サポートを受け付けています。
ISOは認証を取得してからが重要です。
効率的な運用を続けていけるシステムを構築できるかがポイントとなります。
最後に
ISOの取得は「信用できる業者」であることをアピールする上で非常に役に立ちます。
実績のある企業や経営理念、口コミや評判などで判断することになるでしょうが、
実際にどういった人たちがサポートしてくれるのか、自分の目で見て判断しましょう。
ISO取得に向けてサポートを行ってくれる企業は多く存在しますが、
取得に向けたサポートだけではなく、更新や規格改定などの取得後のサポートも充実しています。
ISOを取得することで受けられるメリットは非常に多くあるので、一度相談してみてはいかがでしょうか?
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