「おぎやはぎのブステレビ」が批判受けまくるワケ

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視聴者に向けて面白みのある番組を作り出しているAbemaTVですが、その中でもひときわ目立つ存在となっている『おぎやはぎの「ブス」テレビ』をご存知でしょうか?
おぎやはぎの「ブス」テレビは、容姿が劣っている「ブス」を取り上げる番組として視聴者から大きな批判を浴びています。

この記事ではおぎやはぎの「ブス」テレビについて詳しく説明するとともに、世間の人の意見について触れ、批判が多く集まるワケを徹底解説していきます。

おぎやはぎの「ブス」テレビの番組概要

おぎやはぎの「ブス」テレビは、インターネットテレビ局のAbemaTVのAbemaSPECIALチャンネルで2017年1月23日から配信が始まったバラエティ番組です。
2019年10月現在も番組は続いており、2年以上続き大変人気を集めています。
番組を盛り上げるための司会は、番組名にもある通りおぎやはぎの2人が努めています。

「ブス」をメインテーマに、おぎやはぎの2人とゲストが様々なトークや企画を展開する内容となっています。
番組では毎回ブス枠ゲストとして若手女芸人や若手舞台女優、YouTuberを呼び、一般人もパネラーとして参加することが可能です。
司会となるおぎやはぎの隣には、毎回美人ゲストが呼ばれる点も番組の特徴です。
AbemaSPECIALは、ブスに幸せと勇気を与える番組を作りたいとして、おぎやはぎの「ブス」テレビを作成しました。

番組公式ホームページの紹介文には、

世間にあふれているのは美人やリア充向けの情報ばかり… でもちょっと待ってほしい!世の中「ブス」の方が多数派でしょ! 「ブス」のいうことに耳を傾けやしない世の中に「ブス」のホンネをお届けします! この番組は「ブス」が「ブス」のことを考え、明日の「ブス」のために語り合う番組であるッ!

という説明が書かれており「ブス」を批判したり罵ったりしながらも、思わず見たくなるような番組作りを目指しているようです。

そんなおぎやはぎの「ブス」テレビは配信開始以前に、パイロット版として初配信がありました。
ストレートなタイトルが注目され、高視聴数となった結果が好評と捉えられてしまったのか、レギュラー番組として昇格しました。

スペシャル版として、通常1時間の配信の倍である2時間の配信が行われる時もあります。
おぎやはぎの「ブス」テレビは、AbemaGOLDEN9の1本として夜9時というゴールデンタイムに配信しています。
毎週月曜日に配信されていることから月9とアピールしており、それもまた多くの意見を生んでいる番組になっています。

過激なタイトルと番組内容に批判の嵐!?

以前からブスの容姿を貶す行為に反感を抱く人が多い番組ではありましたが、大炎上となった回があります。
2019年9月9日に「全裸ブスHow much?」と名付けられたサブタイトルで配信され、ネット上では批難の嵐が殺到していました。
その日の番組では、ブスはいくらで脱ぐのか?というコーナーがあり、6人の女性が登場します。

女性達は架空の取材のフルヌードをオファーされ、いくらで決断するのかというリサーチ結果を放送するコーナーでした。
1人目の女性が「フルはちょっとやったことないですね」と発言すると、MCであるおぎやはぎの矢作兼やその周りのゲストやスタッフも大爆笑し始めます。
また、3人目の女性がオファーされるシーンでは、番組スタッフが「面白すぎる素人さんで企画を考えていて」と説明した際に、女性が「女優です」と訂正を入れると、「素人扱いにイラつく」というテロップが入ります。
そのテロップに小木博明は「怖いなー」とコメントを入れていました。

他にも、ヌードについて「後に流出しますもんね」「名前出ますもんね」と女性は話し、スタジオからは笑いが起こります。
同コーナーは、「出版社のみなさん。リーズナブルな女の子もいますので、オファーお待ちしてます」というナレーションで締まりましたが、配信直後には批判の声が殺到し炎上問題にまで発展しました。

批判の声としてはこんな物がありました。

おぎやはぎ、この仕事を受けたっていう時点で受け付けられないわ。この番組企画がお笑いとして面白いという感覚なら私は合わない。なんともつまらんな。

おぎやはぎお前らもブスだろが。10円払ってやるからフルで脱げや!!人の事は偉そうに言うが自分のやってること間違ってないのか?

おぎやはぎ程度のツラでブスがどうとか言うのホント意味分かんない。芸能人て言うほどのツラしてないのに。なんか一芸に秀でてる程でもないのに。何様の目線で臨んどんねん。よくその程度のツラでそんな企画やるな、子供もいるのに。恥じ入る気持ちにならんのかな!?

このような批判が見られ、ブスという人間の容姿を嘲る番組内容に大きな怒りを覚えた視聴者が多くいました。
また、番組内容が酷過ぎるという制作サイドへの批判だけではなく番組MCのおぎやはぎについて批判する声も多くありました。
どちらも結婚し、子どもがいるおぎやはぎが、親としてこんな番組を盛り上げていることはどうなのか、といった疑問の声が投げかけられており、不快に感じた人は多い模様です。

そもそもフルヌードは非常にリスクのある行為であり、女性達が注意深くなるのは当然で笑う場面ではないでしょう。
男性であるが故に参加している女性と比較されにくいおぎやはぎですが、多くの人に醜悪だという印象を与えてしまったのは、参加している女性陣自らが「ブス」と発言し番組を盛り上げるように作っていることも関係しているでしょう。
「ブス」のために幸せと勇気を与えようと作られた番組ですが、笑いものに見せている内容が批判を浴びる原因なのでしょう。

なぜ、おぎやはぎの「ブス」テレビは終わらないのか?

なぜ毎回のように批判が寄せられるおぎやはぎの「ブス」テレビは、終わることなくここまで続けられてきたのでしょうか?
番組を見ている視聴者の中には見る価値があるものとして受け取っている人も多いのです。

おぎやはぎのブステレビ、そもそも番組コンセプトが炎上する気満々なんだよね…あんまり面白く無いしなぁ。
でもおぎやはぎ好きとしては、彼らの言う「ブス」にはとても愛がこもってるんだよね。

こちらの人の意見のように、ブスという言葉が単にいじるだけのものではなく愛情が込められた言葉に感じている視聴者も多くいます。
また、実際に番組自体「ブスに幸せと勇気を与える」の内容に沿っており、普段は言い難い女性の醜い部分に突っ込むおぎやはぎの2人姿勢は、上手に女性の本音と建前を引き出せる要因になっているので、魅力を感じている人が多いのでしょう。
批判の声は多いですが、それと同じくらいにブスの本音から共感し勇気づけられたり、面白さを感じたりと番組を絶賛する声があるからこそ人気番組として継続しているのです。

見て面白くないと感じたのならば見なければいいだけの話であって、万人受けする番組は過去の例を見ても数少ないです。
自分の好きな番組を毛嫌いする人もいれば、ブステレビを好きな人もいます。
今後も様々な批判を受けるとされていますが、実際に幸せと勇気を与えている事実からこれからも支持されるでしょう。
地上波ではできないような挑戦にチャレンジし続ける姿勢に、引き続きいい意味でも悪い意味でも注目される番組と言えます。

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