太陽光パネルは何を基準に選ぶ?メーカーの種類と選ぶポイント

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■太陽光パネルの種類は大きく分けて3つ

太陽光発電に必要なパネルには、シリコン系・化合物系・有機系と3つの種類があります。
家庭用では主にシリコン系のパネルが使用されることが多く、結晶や薄膜など特徴も様々です。
化合物系はシリコン系のパネルに比べて交換効率劣りますが、感度が非常に良く日照度が低くても発電量が減りにくいといった特性が見られます。
また、有機系パネルは生産コストが低いため実用化に向けて研究進められていますが、交換効率や寿命などのリスクがあるようです。

太陽光発電投資に用いられる発電設備は、設置する環境がとても大切です。
例えば、自宅屋根に設置する場合は屋根の面積に適したパネルの重さや枚数を選ばなければなりません。
また、利用する地域によっては日射量の差があり、夏場高温になるなど特色があるでしょう。
太陽光パネルはこういった環境に合わせてメーカーや種類を選定する必要があるのです。
例えば、シリコン系のパネルの中でも比較的普及率の高い結晶シリコンは、日本家屋の屋根に適した形状が多くあります。
発電効率が良い点から人気もあり、パネルを設置する面積が限られている場合におすすめです。
しかし、シリコン系のパネルは日射量や過度な熱による影響を受けやすいので、雨が多い地域や暑さの厳しい地域には適していません。
一方、シリコン系に対して最近注目されている化合物系のパネルは、銅やガリウム、セレンなどを組み合わせて作られたものです。
黒色のパネルなので建物の外観と合わせやすく、目立ちにくいといったメリットがあります。
また、経年劣化や影などの影響を受けにくいため、発電効率の変動も抑えることができるでしょう。
実際に、化合物系のパネルは安定した売電が行える研究データもあります。
しかし、いくら発電効率が良いと言ってもコストが高ければ躊躇する人も少なくありません。
コストの面からパネルの種類やメーカーを比較してみると、日本で主流となっているシリコン系のパネルは発電効率が経年劣化と共に落ちてきますが、価格が手頃なものも多くなっています。
化合物系のパネルは、日本でも一部取り扱っていますが発電料の低下が少ない代わりに価格が高くなり、広範囲に設置した際は初期費用が高額になってしまうということもあり得るでしょう。

■太陽光発電パネルを開発しているメーカー

太陽光発電パネルは、国内・国外を合わせると非常にたくさんのメーカーがありますが、ここで一部のメーカーをご紹介していきましょう。

・シャープ
宇宙や砂漠などといった過酷な環境でも稼働できる太陽光発電パネルを製作しています。
住宅用から産業用まで様々な用途に向けた製品を揃え、実績豊富なメーカーです。

・パナソニック
太陽光発電の研究をスタートさせてから40年の実績を持つメーカーです。
自社で生産体制を整え、パネルの性能をはじめパワーコンディショナの買い替え、周辺機器の保証、サポート体制も万全です。
曇りや雨の日でも効率的な発電ができ、高温にも対応可能なパネルも開発しています。

・フジプレミアム
フジプレミアムは「希」と呼ばれる軽量タイプのパネルを生産しています。
6kWの設備を取り付けた際は、従来のものと比較して200㎏以上建物に対する負荷を軽減できます。
地面設置型の製品は、日照位置を算出しパネルの向きを変更してくれるトラッキングシステムが導入されています。
また、発電効率を上昇させるために強風時はパネルを水平にするなど地域に合わせたシステムも採用していま。

・三菱
三菱は日本の大手家電目メーカーとして有名ですが、太陽光パネルにも力を入れているメーカーです。
高出力・高効率を目標にした商品が注目され、発電した電気を効率良く利用できるパワーコンディショナも展開しています。

・ソーラーフロンティア
ソーラーフロンティアの設備は、高温や影などの影響を受けにくいCIS太陽光電池を活用しています。
パネルを製造している工場は宮崎県にあり、こちらの工場で一貫生産を行っています。
国産製品を設置したい人にはチェックしておきたいメーカーと言えるでしょう。
住宅用や産業用どちらのパネルも風や雪、雹などどんな気候条件にも耐えられるよう耐久試験も実施しています。

・RECソーラー
RECソーラーは、ノルウェーで1996年に設立されたメーカーです。
一貫生産体制の製品づくりが特徴で、品質の良さも評価されています。
積雪地帯である北欧発祥メーカーで、雪が積もっても耐えられる設計づくりが行われています。
日照条件が悪くても出力を維持する工夫や雪を落としやすくするための凍結防止フレームを採用するなど、寒冷地に特化した太陽光発電パネルが有名です。

・カナディアンソーラー
カナディアンソーラーは海外のメーカーですが、日本で人気のあるメーカーです。
産業用の太陽光発電部門では世界トップ3を誇る出荷量で、低コスト・高品質な製品が支持されています。
住宅用から産業用まで幅広い仕様が揃っているので、今後も注目されるメーカーと言えるでしょう。

■生産国にとらわれない

 

日本製のソーラーパネルは「良品」というイメージを持つ人は非常に多くいます。
シリコン系のパネルでも広範囲に設置するメガソーラーの場合は、少しでも費用を抑えたいと思うものです。
そうなると日本製のソーラーパネルは、海外のメーカーに比べて高価になることが多く、選択を迷う人も多いのではないでしょうか?
実は、東芝のソーラーパネルはアメリカのサンパワーから供給されているという話はよく知られています。
サンパワーは、日本でこそ知名度は低いですが世界的に見るとシャープよりも注目されているメーカーです。
そのため、海外で有名なメーカーに目を向けてみるという違った視点で製品選びをするという考えもあるでしょう。
日本の製品は確かに高品質・高製品なものが揃っていますが、コスト面が高いと感じるものもあります。
メガソーラーのように広範囲に渡りパネルを設置する場合は、日本製に限定してしまうとイニシャルコストが高額になってしまいます。
その分のコストを回収するのに長い年月がかかってしまうでしょう。
一方、中国メーカーの結晶タイプは発電効率が良い上、安価で入手できると言われているパネルもあります。
積雪地帯ではカナディアンソーラーを取り入れるというのも1つの選択肢です。
当然、日本メーカーのように保証やアフターサービスなどもついているので、万が一修理や交換が必要になった時も安心です。

■数あるメーカーからどうやってパネルを選ぶか

太陽光発電パネルには現在多くのメーカーが存在しています。
では、たくさんのメーカーの中からどうやって製品を選べば良いのでしょうか?
まず、第一に考えておきたいのは「どこに設置するか」です。
住宅やオフィス、マンションなどに設置するなら、屋根の形状に合ったパネルを選らばなければなりません。
日本家屋の場合は屋根が複雑な形になっていることが多いため、国内メーカーではたくさんのバリエーションが用意されています。
パネルを組み合わせて設置面積を増やすことによって、屋根にパネルを乗せられるでしょう。
また、パネルの重量にも注意が必要です。
築年数が長い建物の場合は、耐久性が低いこともありパネルの重さに対応できないケースがあります。
その場合は、従来のパネルの半分の重さのフジプレミアムのパネルを導入すると良いでしょう。
積雪の多い寒冷地では、RECソーラーあるいはカナディアンソーラーなどがおすすめです。
積雪地帯で開発・製造されたメーカーに注目してみるのも良いでしょう。
この他にも、影の影響を受けやすいところにはソーラーフロンティア、夏場高温になりやすいところはパナソニック製品など、それぞれのメーカーが得意とする性能を活かしたパネル選びを行ってみてください。

■太陽光発電に特化しているRSアセットマネジメント株式会社

RSアセットマネジメント株式会社は、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー事業に力を入れている企業です。
太陽光発電は全国に数多くの施工実績があり、用地交渉や発電システムの施工、保守など多彩なサービスを提供しています。
これは、大手EPCだからこそできることで導入費用も大きく削減できるようになっています。
太陽光発電を行う人に対して、リターンを最大化するためのストラクチャー構築を図ることも欠かしません。
そんなRSアセットマネジメント株式会社は2013年設立以降、若手アセットマネジャーを中心に太陽光発電投資のアレンジメント事業や特別目的会社へ出資するインベストメント事業に携わってきました。
事業を始めたきっかけは2011年3月に起きた東日本大震災です。
かつてのエネルギー供給は、安全性よりコストを抑えることを優先していました。
しかし、震災を目の当たりにした時、安全が確保されていない電力インフラがどれだけ危険であるかを思い知らされたのです。
「このままでは、日本がエネルギー不足に陥ってしまう」そうなる前にRSアセットマネジメント株式会社は、安全を保障できる電力供給に取り組みました。
今では、太陽光発電だけでなく風力発電やバイオマス発電などの発電設備も実現させています。
そのためRSアセットマネジメント株式会社は、再生可能エネルギーに対する知識や実績を豊富に得ていることでしょう。

発電量の多い設備を選ぶことは確かに大切ですが、予算がオーバーしてしまっては意味がありません。
産業用の太陽光発電の場合は、国内外にこだわらず広い視点で各メーカーを比較することも重要です。
設置する環境によってどのメーカーが相応しいのかも異なるので、RSアセットマネジメント株式会社のように最適な製品を提案してくれる業者からアドバイスしてもらうことも必要なポイントではないでしょうか?

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