最近続出中の「フラリーマン」って誰?

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皆さんは、最近増えている「フラリーマン」を知っていますか?「フラリーマン」というのは、仕事が終わってからもすぐに帰宅せずに、ふらふらと寄り道をするサラリーマンのことを意味します。なぜ仕事が終わってもすぐに帰宅せずに「フラリーマン」になってしまうのでしょうか?それには、働き方改革が大きな影響をもたらしたと言われています。今回は、そんな「フラリーマン」についてご紹介していきましょう。

「フラリーマン」って具体的にどんな人を意味するの?

先ほど、「フラリーマン」がどんな人なのかを軽く書きましたが、具体的にはどのような人を意味するのか分からないという人もいるでしょう。まずは、「フラリーマン」の具体的な意味からご紹介していきます。

「フラリーマン」は本来、家庭を顧みることなくふらふらしているサラリーマンのことを意味していました。しかし、働き方改革が始まった最近では残業をせずに仕事が早く終わっても、すぐに家に帰らないサラリーマンのことを意味するようになってきたのです。どちらも既婚男性であることが前提になっています。「フラリーマン」がどのように過ごすのかというと、毎月5,000円~2万円もの金額を使い、コンビニや書店、居酒屋などで時間をつぶすそうです。

なぜ働き方改革によってこのようになってしまったのかというと、夫婦間の擦れ違いが大きな原因になっていると言われています。妻の立場からすると夫が早く帰ってくれば、その分早く夕食を用意しなければいけなくなるため、家事などの予定が狂ってしまいます。早く帰ってきた夫が妻の手伝いをしようとすることもありますが、ずっと1人でやってきたことなので、手伝われることでペースが崩れてしまうこともあるのです。そうなってしまうと妻がイライラしてしまい、夫は居心地の悪さを感じるようになります。そして、居心地の悪い家にいるくらいなら、外で時間をつぶしたいと思うようになり、「フラリーマン」になってしまいます。

「フラリーマン」はこんな思いを抱いている

「フラリーマン」になっているサラリーマンの数は少なくないので、それに関してブログなどを書いている人もいます。次は、「フラリーマン」がどのような思いを抱いているのかということをいくつかのブログからピックアップして見ていきましょう。フラリーマンになる理由はたくさんあるみたいですが、最近では主に男性育児参加の文脈で使われることが多いようです。

・マイペースに過ごせる時間が欲しい
・寝かしつけのタイミングで帰りたくない
・家事の邪魔をしたくない

という理由でフラリーマン化するとのこと。上記の理由が何一つまともな理由ではないことは明らかですが、僕の周りにも沢山います。しかし、家に帰れるのに帰りたくないというのは異常事態ですよね・・・。そして、職場にも家庭にも居場所がないのはある意味可哀想なのかもしれません。

「フラリーマン」になる人は、このような思いを抱いているケースが多くなっています。子どもができれば子ども中心に生活になってしまうため、マイペースに過ごすことも難しくなってしまうでしょう。妻の子育てや家事の邪魔をしたくないという気持ちも心の片隅にあることから、仕事が早く終わっても帰ることができなくなってしまうのです。

「残業も無く、定刻にタイムカードを切って帰る。」まさに、みんなが望んでいた働き方のはずなのですが、サラリーマン達には、違う悩みができてしまい、フラリーマンへと変身させてしまったようです。

◆フラリーマンが、まっすぐ家に帰らない、おもな理由
・急に早く帰れるようになり、家での時間の使い方が分からない
・家事・育児を手伝わされそうだから。(もしくは邪魔になりそうだから)
・平日の夜くらいは1人になりたいから

せっかくの働き方改革で、早く家に帰れるところ、フラリーマン(ふらふらと寄り道をする)になってしまう理由って、何なのでしょう?さらに、ショッキングなデータとして、こんなものが、・・・

◆既婚男性の仕事帰りの寄り道率
・お子さんと同居せず:28.3%
・お子さんと同居あり:38.2%

つまり、お子さんがいる方が、寄り道をする確率が高まる結果になっているのです。理由は、「育児を手伝わされそうだから」という感想です。いくら定時で帰宅できるとはいっても、仕事で疲れていることに変わりはありません。そのため、帰宅してから育児をしたくないと思う男性が多いようです。

しかし、育児というのは夫婦で協力をしていかなければいけないものの1つなので、どちらか片方だけがしなければいけないというものではありません。このような考えで「フラリーマン」になってしまうのは、育児は母親がメインでするものだから、父親は手伝いをするという考えが根強く残っているからだと言えます。

「フラリーマン」に関する意見はツイッターにもたくさん投稿されている

ツイッターでは、様々な意見が飛び交っています。その中に、「フラリーマン」に関するツイートをしている人もたくさんいます。最後に、「フラリーマン」に関するツイートにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

フラリーマンが話題ですね。配偶者に内緒で、有休なのに出勤したフリして息抜きをすると。
本人にとっては年1~2回のことでも、もしバレたら配偶者にとってはこれまで何回嘘つかれたかわからない疑心暗鬼に陥ります。そこまでのリスクを冒してフラフラするのが楽しいのか、私は疑問に思いました。

「フラリーマン」は、どこで何をしているか分からないという部分があります。そのため、不信感を持たれてしまう可能性もあるでしょう。不信感を持たれてしまうと夫婦間の関係にも悪影響を及ぼす可能性があるので、そのリスクを考えないのかという声も見られました。

正直に言っていいですか?フラリーマンってそんなに悪いことですか?

しょっちゅうしていれば問題ですが、たまにフラッと息抜きするのはむしろ必要なことだと思います。

それで機嫌よく家事や育児を頑張り、ゆとりを持って妻と向き合えるのなら、

私ならフラッと息抜きしてきてほしいと思います。

「フラリーマン」の定義は、人によって多少違います。そのため、たまにふらふらするのであれば問題はないと考える人もいます。もちろんそのたまにが許せないという人もいますし、頻度が高くなければ「フラリーマン」だと呼ばないという人もいるでしょう。しかし、このような考え方の人がいるということも知っておくべきです。

フラリーマンの前提がわからないんだけども。相手には今日遅くなるって言ってフラフラしてるって事なのかな。それとも連絡もせずフラフラしてるって事なのかな。どっちにしろカラ出勤とかまでしだしたらそれはもう相手を軽んじ過ぎじゃないのかなぁと思うけど、相手との関係性も全然わからないからね・・・

家に連絡をしているかどうかで印象は変わってきますが、嘘をついていることには変わりません。妻や子どもを軽視しているのではないかという考えを持つ人もいます。しかし、家族の関係性が分からないとなんとも言えない部分ももちろんあります。

「フラリーマン」は、働き方改革によってこれからもっと増えていく可能性があります。「フラリーマン」を少なくするためには、家族内の関係を良好にし、お互いに息抜きをしやすいような関係性を築いていくことが重要になるのではないでしょうか?

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