「鬼滅の刃」ブームの裏側で起きていた、アンナ事ソンナ事

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今や『鬼滅の刃』と言えば、子どもから大人までハマる作品となりました。

映画にマンガ、アニメに至るまで大ブームを巻き起こしている作品は、グッズもバカ売れしていて人気が止まりません。
これまで『鬼滅の刃』を全く見たことない人や興味がなかった人でも、家族や友人など周りが騒いでいるので、ちょっと気になり出したという人もいるでしょう。

そんな大人気の『鬼滅の刃』ですが、その裏側でちょっとした事件的なことが起こっていたことを知っていますか?
今回はそんな、もしかしたら知らないうちに体験しているかもしれない、『鬼滅の刃』ブームの裏側で起きていたアンナ事ソンナ事をご紹介します。

大ヒット中の『鬼滅の刃』とは

『鬼滅の刃』は、原作が2016年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で掲載されていた作品です。
作者は吾峠呼世晴氏で、2020年5月に原作漫画は完結しました。

テレビアニメは2019年4~9月に放送されています。

ストーリーは、大正時代を舞台としており、家族を鬼に殺された主人公の剣士と仲間たちが、鬼と戦っていく内容です。
鬼の血が混ざってしまった妹の竈門禰豆子(かまどねずこ)を人間に戻すため旅に出て、道中で仲間たちと出会い、ラスボスである鬼に迫っていきます。

ブームが止まらない!『鬼滅の刃』の魅力

子どもから大人までを惹きつける『鬼滅の刃』ですが、その魅力は一体何なのでしょうか?
幅広い年代から熱く支持される作品を紐解いていきます。

・個性が光るキャラクターたち

人気作品には必ず、魅力的なキャラクターが登場します。
主人公の炭次郎は心優しき少年で、鬼となった妹を人間に戻すため、家族の敵討ちのため、鬼と戦います。
長所は、優れた嗅覚で鬼や相手の急所を嗅ぎ分けることです。

普段は穏やかな雰囲気ですが、いざという時には真剣な表情をしたり、妹のために全力を尽くしたりするところが人々を魅了しているのでしょう。
主人公の妹である禰豆子は、鬼化してしまったことで普段は竹でできた口枷を付けています。
ただ鬼と戦う時は、炭次郎や仲間を守るようにして頼もしい存在です。

我妻善逸は、炭次郎と同じく、鬼を狩る組織「鬼殺隊」に属する仲間で、普段は自信が持てず臆病な性格をしています。
一見頼りない反面、気絶したり眠りに落ちたりすると覚醒状態となり、別人のような性格と剣技を見せます。

他にも鬼殺隊でリーダーを務める剣士“柱”など数多くのキャラクターが登場するので、一度見れば好きなキャラクターが見つかるはずです。

・怖さを増長する、ホラー演出

『鬼滅の刃』は単なるお子様向けの作品ではなく、大人が見ても楽しめる内容です。
そうさせているのは、怖さを増長するホラー演出でしょう。
原作漫画で鬼は人を殺したり、食べたりしていますが、アニメでも戦慄の世界観はそのまま描かれています。

むしろ景色がカラーになり、情景が鮮やかになったことで怖さが増しているかもしれません。
音楽にもこだわりが見え、絶妙なタイミングでBGMが流れることもあります。

『鬼滅の刃』で使用する音楽は、事前に曲を発注するのではなく、映像を見た上で曲を制作されています。
映像なしで音楽のみを制作する時よりも、映像と音楽がマッチするようになるので、臨場感のあるシーンが出来上がっているのでしょう。

・描かれる死と生、家族愛

作品中では炭次郎が家族を鬼に殺され、鬼と壮絶な戦いを繰り広げるなど、生と死を分かつアクションが巻き起こります。
炭次郎やその仲間、鬼殺隊の生き様から鬼となったものの生き様までが描かれることで、「生きるとはどういうことか」を問われているような気持ちになるでしょう。

人への愛や想いなども感じられるため、一人の人間としての生き方も教えられます。

・分かりやすい物語、緊張と緩和

鬼との戦闘や家族を失うといったシリアスな要素から、コメディ要素も盛り込まれているところも『鬼滅の刃』の魅力です。
真面目な時代劇風の作品であれば子どもも飽きてしまいますが、個性的なキャラクターに加えて、気楽に見られるポイントもあるので、誰もが楽しめる作品になっています。

ストーリーも「家族の仇討ちのため、鬼を倒す」と分かりやすい点が、年代を問わず支持されている理由と言えます。

『鬼滅の刃』ブームの裏側で起きていた、アンナ事ソンナ事

人気がとどまることを知らない『鬼滅の刃』は、空前のブームとなっています。
オリジナルグッズやコラボ商品も多数出ており、街中や店頭などあちこちで見かけます。

そんな絶好調の『鬼滅の刃』ですが、そのブームの裏側でちょっとしたことが色々と起こっていました。SNSやネットで見つけた投稿を参考に、いくつかピックアップしてみます。

・別の映画の予告編で泣く

2020年10月16日からは、劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』が公開されています。
満員御礼の大ヒットを記録しており、映画館は久しぶりの活気を取り戻しました。

SNSでは、その劇場版・鬼滅の刃を見に行った時に、上映前に流れていた『STAND BY MEドラえもん 2』を見て、「完全に不意打ちだったせいで泣いた」と投稿されていました。

・『鬼滅の刃』っぽい服で外出できない

『鬼滅の刃』が圧倒的なブームになっているせいで、炭次郎を思わせる模様やカラーの服を着て、外出できないという問題が起こっています。
友人や知り合いから言われる「鬼滅だね」の一言を恐れてのことです。

SNSではそれが顕著で、コメントが乱立しています。
たとえば、お気に入りダウンベストが炭次郎カラーであるため、「表舞台で一生着られなくなった」といった具合です。
相当精神的に強くないと、このブームの中で緑と黒の炭次郎カラーを着こなすことは難しいでしょう。

他にもジャケットやセーター、Tシャツなどもそうで、炭次郎コスチュームと模様が似ているものをお蔵入りする人が増加しています。
なかには、パスケースで同じ目に遭った人もいるなど、被害者は急増中です。

確かにこれだけの社会現象になっているなかで、緑と黒の市松模様を見れば『鬼滅の刃』を連想してしまうでしょう。
ただ『鬼滅の刃』のブームにより、着られなくなった服が増加しているのは大人だけであって、炭次郎の色や模様は子どもから人気があります。

・メルカリで出品したり、部屋着にしたりして対応

炭次郎カラーの服が一気に着られなくなったことで、メルカリに出したり、部屋着にしたりする人もいるようです。
特に『鬼滅の刃』ファンでないとしても、「着用時に意識してしまう」といった声もあります。

恥ずかしくて着られないままでいるなら、いっそのことメルカリで売ったり、誰かにあげたりするのも良いでしょう。

日本映画のヒットにハリウッドが嫉妬?!

劇場版『鬼滅の刃』公開により、映画館では異例の拡大上映をしています。
公開初日などは、チケットを入手するのも難しいほど人気がありました。

見た人からの感想は「すごく良かった」というものが目立ち、普段は買わないパンフレットを思わず買ったという人もいます。
一方でハリウッドに頼る海外の映画館は、まだ再起不能状態にあります。
スタジオが来場者の数を心配して新作を出さないので、当然、観客も来ません。

コロナ禍において映画館が盛り上がっているところでは、共通して自国映画を展開しています。
もちろん映画の内容が面白いことは前提ですが、ハリウッドの新作が発表されないからこそ、自国の映画に観客が集中するのでしょう。


『鬼滅の刃』のブームはとどまることを知らず、劇場版はコロナ禍でも好調な売上を記録しています。
自宅で過ごすことが多い時期であるため、アニメや漫画を楽しんだり、グッズを集めたりする人も多いでしょう。

ただそのブームの陰で、『鬼滅の刃』を意識してしまうため着られなくなった服やアイテムが出てきたと嘆いている人もいます。
誰かに見られた時「鬼滅」「炭次郎」と言われるのが恥ずかしくて、「一生使えなくなった」ということも裏側で起きているようです。

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