ここを差し置いて他の企業はないだろう!!バーグハンバーグバーグの奇行集

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近年様々な企業が、生き残るために他社との差別化を図っています。何とも個性的な企業が多く台頭する中で、筆者が特に注目している企業は「バーグハンバーグバーグ」です。誤解されがちですが、ハンバーグを販売している会社ではありません。プロモーション活動を行うIT系の企業です。

株式会社バーグハンバーグバーグは、名前からしてもなかなかの奇妙さを感じますが、展開するサービスや理念なども全てふざけていて、良い意味で他の企業との差別化につながっています。

今回はそんなおかしな会社、バーグハンバーグバーグが行ってきた奇行についてご紹介していきましょう。

 


株式会社バーグハンバーグバーグとは?

まずは、そもそも「株式会社バーグハンバーグバーグ」がどんな会社なのかご紹介していきます。

株式会社バーグハンバーグバーグは、2010年6月に設立され、現在は東京都目黒区中目黒に本社を置いています。事業内容としては基本的にプロモーション活動を行っており、中でも運営メディアでは様々な笑いを提供しています。また、企業のPR記事やプロモーションサイトの企画・デザインまで一貫して行っており、SNSを中心にバズる記事・サイト作りに特化したサービスを提供しているようです。他にも地獄のミサワなどのキャラクターをはじめとしたLINEスタンプの販売や、運営メディアで話題となった特集やマンガの書籍化などを行っています。

 


バーグハンバーグバーグの奇行をまとめてみた

バーグハンバーグバーグではどのような奇行を行ったのか、これまで制作されたものの一部をご紹介していきましょう。


・トラクターのCM制作依頼なのに…クリームシチューのCMを制作

バーグハンバーグバーグにトラクターの製造・販売などで知られる株式会社クボタから「M7」と呼ばれるトラクターの取材を行ってほしいとの依頼がありました。普通に考えれば、そういった依頼が入った場合、クボタの会社を見学させてもらいインタビューをしてM7の魅力を伝える記事などを作成するのですが、バーグハンバーグバーグではなぜかクリームシチューのCMを制作してしまいました。もちろん、CMを見るとM7のことが紹介されていますが、かなりインパクトが強くざっくりとしか紹介されていません。むしろ、このCMを見終わった後に残るのはトラクターではなく、顔が印象的な女性だけです。もはやクリームシチューのイメージも残っていません。ただ、インパクトはかなり強いものになっています。

農業用の機械や用具などはどうしてもコマーシャルとして打ち出すと真面目なものになりやすいです。近年は、少しずつユニークなものも増えてきていますが、そうであってもバーグハンバーグバーグが作った「クボタのおいしいクリームシチューCM」に勝るものはないでしょう。ちなみにM7のCMを制作する前に、クボタからの依頼で水処理装置の液中膜という商品のCMもバーグハンバーグバーグが制作されています。こちらもかなり幅広い分野での活用が期待される真面目な商品なのですが、バーグハンバーグバーグの手によってまるでおもちゃのようなCMが出来上がりました。そちらもぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?


・まさかの「モルボルカフェ」オープン?!

皆さんはモルボルというキャラをご存知でしょうか?FINAL FANTASYというゲームに登場するモンスターで、FINAL FANTASY XIという作品の中で期間限定ではありますが、FINAL FANTASY XIの15周年を記念しモルボルカフェがオープンしていました。
そんなモルボルカフェの特設サイトをバーグハンバーグバーグが手掛けたのです。

どういったサイトになっているかというと、まるで現実にモルボルカフェが存在していて、しかも人気だということを取り上げたものになっています。サイトでは朝の情報番組で取り上げられたとして紹介されており、犬・猫・モルボルでどの動物が好きか街頭アンケートを行ったところ、モルボルが大多数を占めるなど、どう考えてもおかしい内容の特集になっていました。

もちろん、これらは全てバーグハンバーグバーグが制作したパロディです。しかし、その出来はかなり精巧に作られていて、まるで本当にテレビで放送されたような仕上がりになっています。また、モルボルカフェに在籍しているモルボルの特徴が掲載されていたり、「くさいコーヒー」や「モルボルカフェラテ」、「モルボルオムライス」といったカフェメニューの写真までサイトで見ることができます。本当はゲームの中だけなのに、あたかも本当にモルボルカフェが実在しているようなサイトは、見ているだけでも面白いです。


・頭が悪い人向けの保険入門サイト

「保険」が大切なのは知っているが、よく保険というものが分からない…、何となく良さそうなのに加入しているという方も少なくないのではないでしょうか?

バーグハンバーグバーグでは、頭が悪くても保険の内容が理解できるようにと保険の良さを分かりやすく伝えるサイト制作も行っています。ただ、このサイトが単純に保険を分かりやすく紹介するサイトではありません。そこはバーグハンバーグバーグならではのエッセンスがしっかりと加わっています。

例えば、保険加入者はりんご、保険未加入者はバナナに例えているのですが、保険をなぜか魚ののどぐろ、そして病気をポン酢に例えています。また、事故は寿司、お金はクレオパトラ、家族は土、掛け捨てをポール・スミス、積み立てをクレオパトラの妹、入院をビスに例えて紹介しているのです。

意味が分からない例えになっているため、サイトを読み進めていくうちに笑ってしまうこと間違いありません。もちろん、最後はしっかりと保険の知識が学べる「保険ソクラテス」へのサイト誘導を行っており、保険ソクラテスの活用につなげるための広告記事だということが分かります。確かに保険というと難しいイメージがあるため、笑いを交えて書かれているとなぜか保険が身近に感じられるような気にもなります。

 


バーグハンバーグバーグはなぜ奇行を行うのか?

バーグハンバーグバーグは上記で挙げた以外にも数々の奇行を繰り広げていますが、なぜ奇行を行っているのでしょう?

代表取締役を務めるシモダテツヤ氏は、事業において自分だけが作れる、他とは一切被っていないものを作るということを大切にしているそうです。そのため、「○○と似ている」と言われてしまうのがとても悔しく感じてしまうと述べています。
また、笑いの一つとしてゼロから制作していく時にパロディが必要になることもあるのですが、そこでオリジナリティを生むためには、そのものへのリスペクトだったり、新しいものをパロディにしても他と被ってしまいパクリになってしまうのでクラシックなものをパロディに加えたりすることが大切だとしています。

こうした笑いに対しての強いこだわりによって生み出されたものは、多くの人に注目を集めることになります。場合によってはSNSなどでバズるキッカケにもなるでしょう。マーケティングにおいて、やはり強く印象付けることはとても重要なポイントになりますが、バーグハンバーグバーグで広告制作を行うと他社製品とも比較しやすく、目立てることからバーグハンバーグバーグに制作依頼がやってくると考えられます。

バーグハンバーグバーグが奇行を行うのには、オリジナルのものを作らなくてはならないという考えと、笑いに対するこだわりがあるからこそのものと言えるでしょう。

今回ご紹介した奇行以外にもバーグハンバーグバーグでは様々なものを制作していたり、企画を行ったりしています。どんな制作を行っているのか、一度サイトを訪れてみてみるのも面白くて楽しめることと思います。

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